歯周病とその対策について
歯周病って最近はメディアでもよく取り上げられるようになりましたが、実際はどういうものなのか?
今回は、詳しくお話していこうと思います。
歯周病とは、細菌の感染によって引き起こされる歯肉と顎骨の炎症疾患です。
■主な症状
・ブラッシング時の出血
・歯肉から膿が出る
・歯肉が腫れている
・歯肉がむずかゆい、痛い
・かたいものが噛みにくい
・歯が長くなったように見える
・歯と歯の間に隙間ができた
・口臭
などです。
歯周病は、予防も治療も可能です。
対策として大切なことは、予防、診断、治療、メンテナンスです。
■予防策
・正しいブラッシングを毎日続ける
歯の表面、歯と歯肉の境目、歯と歯の間のプラーク(歯垢)をブラッシングで取り除く
・歯の表面、歯肉の中についてしまった歯石を取り除き、細菌を除去する
・歯科衛生士による専門的なクリーニング、メンテナンスを定期的に受ける
などです。
欧米では、歯周病を「静かなる疾患」と呼びます。
これは、患者さん自身が再発や進行を自覚することは困難であるということです。
歯周病を進行させないために、トラブルを感じなくても、歯科医院でメンテナンスを受けることが必要となります。
お気軽にご相談下さいね。