北砂小嶋歯科クリニックブログ blog

口内炎とその対処法

口内炎っていつの間にかできることもあったりととても身近なものですよね。

いくつか種類があるのでご紹介していきます。

■口内炎とは

口の中や舌などの粘膜に起きる炎症です。

■できやすい場所

のどの奥、頬の粘膜、舌の縁、歯肉と頬の間、舌の裏の粘膜

■口内炎の原因と対処法

口内炎の種類別に原因と対処法をご紹介します。

アフタ性口内炎

口内炎の中で最も多い種類で、ストレスや栄養不足(ビタミンB2欠乏)、睡眠不足、免疫力の低下などが原因と考えられていますが、はっきりした理由は分かりません。見た目は、白い 10 ミリ以下の潰瘍の周りが赤くなっているニキビようなものです。
対処法は、2 週間程度で自然に治るため特に処置は必要ありません。しかし、痛みや改善がみられない場合は口内炎に塗布する薬やビタミン剤などを処方してもらえます。

カタル性口内炎

頬を噛んだり、矯正器具が原因で粘膜が傷つき、細菌が繁殖したりするものです。見た目はアフタ性口内炎と違い、境目が不明瞭で口の粘膜が赤くはれたり水泡ができたりします。
対処法は、矯正器具が粘膜に触れている部分がある場合は、ワックスを付けてもらったり、ワイヤーを切って様子を見ます。頬を噛んだ場合は自然に治ることもありますが、口内炎に塗布する薬などで治すことも可能です。

ウイルス性口内炎

ウイルスが原因の口内炎で、ヘルペスやカンジダによるものが多いです。唾液などの飛沫感染や接触感染することがあるため注意が必要です。見た目は、小水疱が口腔内にいくつもできて破れてびらんを生じます。発熱や痛みを伴うこともあります。
対処法は、人にうつさないようにマスクをすること、食事前の手洗いうがいをすること、また免疫力を上げるために食生活の改善や睡眠時間の確保を行います。原因を突き止めて抗菌薬や点滴をすると数日で治ることがほとんどです。

多くの場合自然治癒しますが、なかなか治らなかったり広範囲に広がる場合は歯科などの受診をお勧めいたします。

 

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