北砂小嶋歯科クリニックブログ blog

入れ歯の手入れと歯医者に通う頻度について②

前回は入れ歯のお手入れについてお話していきましたが、入れ歯は保管もとっても大事です。


入れ歯の保管方法は?

前述しましたように、常時つけたままなのか、外すことがあるのかは人それぞれ。

もしも外すように指導された場合は、乾燥による変形や破損が起こらないように、水や洗浄剤などを入れた専用容器に入れて保管するようにしましょう。

入れ歯とはいえ、天然歯と同じようにプラークや食べかすが付着します。もしもお手入れを怠ってしまうと、大変な事態を招くこともあります。

1 臭いや汚れがつく

入れ歯に付着した歯垢や食べカスが腐敗し、口臭の原因になってしまいます。

2 入れ歯にカンジタ菌が増殖する

入れ歯が不衛生な状態にあると、カンジダ菌などが増殖します。これらは加齢やストレスなどで抵抗力が落ちているときに「口腔カンジダ症」として発症し、お口だけでなく全身にも影響を及ぼす症状が現れることがあります。

3 残っている自分の歯が虫歯や歯周病にかかりやすくなる

入れ歯と天然歯の境目や金属バネ(クラスプ)に歯垢や食べかすが付着したままになっていると、虫歯や歯周病の原因になります。

 

歯科医院に通う頻度について

入れ歯は入れたら終わりではありません。

当院では、入れ歯の型取りをした時に、入れ歯を入れる日と別に近いお日にちでもう1日ご予約をお取りいただいてます。

入れ歯を入れた時に、痛いところがないように調整しても、歯茎の上にのるものなので、痛いところが出やすいです。どうしても痛い場合は外しておいていただいて大丈夫ですが、予約の2時間〜3時間前には痛くても入れて下さいとお願いしています。入れていただくことで、痛い所が傷になっていたり、赤くなっていたりするのでわかりやすいからです。

痛い所があった場合は、調整して数日後にご予約をお取りいただいてます。そして、痛い所がなくなるまで来院いただいてます。

その後は、定期検診の時にお持ちいただいて、調整が必要であればその時にしていきます。

しかし、定期検診の前に痛みや不具合がありましたらご連絡下さい。


まとめ

歯が抜けてしまったら、「入れ歯を作って終わり」ではありません。

日々のお手入れと、定期的な調整などのメンテナンスが必要になり、費用もその都度かかります。

せっかく作った入れ歯ですから、少しでも長く快適に使用したいもの。

そのためには日々のセルフメインテナンスと歯科医院での定期的なメンテナンスが重要です。

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