歯磨きの重要性🦷
皆さんは1日に何回歯磨きしていますか?虫歯や歯周病を予防するためには1日に何回歯磨きをすることが望ましいのでしょうか。
○歯磨きの回数は1日3回以上が理想!
歯磨きの目的は、食事によって残ってしまった食べかすを除去することと、歯の表面にできた虫歯の原因である歯垢を除去することです。そう考えると、食事の回数が朝・昼・晩であればその都度の回数で1日3回が理想的です。
〇寝る前に歯磨きを!
就寝中は日中と比べてお口の中が乾燥しやすく、むし歯菌が繁殖しやすい環境です。そのため、汚れたお口のまま就寝してしまうとむし歯のリスクが高まります。一日の中で最も大切なのが就寝前の歯みがきです。汚れた歯のまま就寝しないことが重要です。ですから就寝前は丁寧に時間をかけて歯みがきをしましょう。
○みがく時間よりも正しくみがくことを意識する
歯磨きに時間をかけても正しく歯磨きができていなければ意味がありません。歯磨きの質を高めることに意識を向けましょう!
ポイントは、1本ずつの歯に対し、外側、噛む面、内側を20回往復させてみがくことです。軽い力で、歯ブラシは小刻みに動かします。以下は特に磨くのが難しい部分です。
奥歯の噛み合わせの溝
歯と歯の間
歯と歯茎の間
前歯の裏側
高さの違う歯
歯ブラシの当て方、歯ブラシの角度、動かし方に注意しながら、まとめてみがかずに一本一本の汚れを落とすことを意識しましょう。
このように歯磨きは、1日3回が理想的です。食後の歯磨きが難しい場合は、虫歯菌の原因になる食べ物や飲み物を口にするたびに、うがいなどのオーラルケアを実施すると効果的です。