子供のセルフケアについて①
お子様が成長する上で、毎日歯医者さんでお掃除は出来ないのでセルフケアはとても重要です。
年代別のセルフケアをまとめてました。今回は第1弾!乳歯列期のセルフケアについてとなります。
乳歯は個人差はありますが、下の前歯が生後8ヶ月前後で生えてきて、だいたい3歳で乳歯が生えそろいます。
⭐︎歯の生え始めから2歳まで
ブクブクうがいの練習。
1、水を口に含み、吐き出す練習をします。
2、水を含まずに頬を膨らませる練習をします。
3、上の2つが上手にできたら水を口に入れてブクブクうがいをしてみましょう。
お子様にやってもらうこと
ジブンで磨く練習
自分で動かして磨いてみましょう。パパやママが一緒に磨いてマネをさせたり、歌やリズムをとりながら楽しい雰囲気づくりを心がけましょう。
その時立ち歩いてしまったりするとバブラシが口の中にささり思わぬ怪我をすることがあるので、静止の状態で行いましょう。
親子でやること
1日1回以上、特におやすみ前にしっかりと
仕上げ磨きをしましょう。
ハブラシはえんぴつ持ちで、力を入れずに細かく磨きましょう。その際、上唇小帯(上唇と上の歯肉をつないでるスジ)にハブラシが当たらないように、指を添えて保護しながら磨いてあげましょう。「イー」の口と「アー」の口にさせるのがポイントです。
⭐︎3歳から5歳
本格的に自分で磨く練習をはじめましょう。
何でもまねをして「自分でする!」というお年頃。歯みがきにおいても例外ではありません。せっかくやる気になっているのですから「まだ無理」と言わずに、是非チャレンジさせてあげましょう。
1. 初めに、奥歯を上下左右4つのブロックに分けます。そして順番に磨いていくように伝えましょう。
2. 次に前歯を磨きます。上下に分けて横向きに歯ブラシを動かすように伝えます。
3. 一緒に歯みがきをしてあげるとわかりやすいですね。「10回磨いたら次!」という感じに進めていくと順番も覚えやすくなります。
4. ある程度歯ブラシを動かせるようになってきたら、ステップアップ。奥歯を「かむところ」「ほっぺた側」「うら側」というように面ごとに磨くようアドバイスしましょう。
子どもが磨いたあとに、しっかり仕上げ磨きをしましょう。
上の前歯、奥歯のかみ合わせ、歯と歯の間をしっかり磨きましょう。この時、お口や歯の状態をチェックしてください。また、歯と歯の間にはデンタルフロスが効果的です。
次回は永久歯も生えてきた時のポイントについてお伝えしていきます。