北砂小嶋歯科クリニックブログ blog

子供から成人における歯の本数について

11月に入りようやく秋らしい気候になってきましたね!朝晩の寒暖差が激しい日もありますので、体調には気をつけてお過ごしください🍀

今回は歯はいつ生えるの?何本出てくるの?などについてお話していきます。


歯が生え始める時期は?

歯が生え始める時期には個人差がありますが、だいたい生後6カ月〜9カ月ころが一般的です。多くの場合、まず下の前歯が2本生えてきて、次に上の前歯が2本生えてきます。歯が生えるころには、歯ぐきがむずがゆくなって、よだれが増えたり、機嫌が悪くなったり、赤ちゃんによっては歯が生えるときの刺激で微熱が出たりすることがあります。

6カ月ごろ   下の前歯(乳中切歯)が2本生えてくる

10カ月ごろ   上の前歯(乳中切歯)が2本生えてくる

1歳ごろ   上下2本ずつ生えて(乳側切歯)、上下で計8本になる

1歳半ごろ   最初の奥歯(第1乳臼歯)が4本生えてくる

2歳ごろ   前歯と奥歯の間の歯(乳犬歯)が生えてくる

2歳半ごろ   奥歯(第2乳臼歯)が生えて、20本の乳歯が揃う

乳歯の生える時期と順番には個人差があります。気になることがある場合は、小児歯科で相談しましょう。

乳歯から永久歯に生え変わる時期は?
5歳半~12歳ころで全て生え変わります。

生え変わりの時期と順番はだいたい決まっています。まずは5歳半ころから、下の前歯2本(中切歯)が生え変わります。次に、その横の歯2本(側切歯)と上の前歯2本が生え変わり、さらに新しい永久歯が生えてきます。

5歳半から8歳くらいで一段落して、1年半~2年たったころに、残りの歯が全部生え変わります。全ての乳歯がなくなって永久歯に生え変わるのは10~12歳ころになります。乳歯と永久歯の違い
色 乳歯は白に近く、永久歯は黄色味を帯びている。
大きさ 乳歯の方が全般に永久歯よりひとまわり小さい。
歯質 乳歯のエナメル質・象牙質の厚みは永久歯の半分程度と薄い。
乳歯は永久歯にくらべ石灰化が不十分である。


生えたての歯には予防を積極的に行いましょう
生えたての歯の表面は粗いため汚れがつきやすいだけでなく、酸に溶けやすいため、むし歯になりやすい状態にあります。早い時期からフッ化物(フッ素)を活用して積極的にむし歯予防をしましょう。

お問い合わせ

ご予約・お問い合わせは
こちらまでお気軽にどうぞ!

03-5677-1182 タップで電話する