レントゲンとCTについて
レントゲンとCTの違いって?どんな事が分かるのか?得られる情報についてお話していきます。
歯医者ではレントゲン画像から、非常に多くの情報を得て診断を行います。
① 虫歯の進行度。
②歯を支えている骨の溶け具合。歯周病の進行度。
③歯の根の先の炎症状態の有無とその重症度。
④歯ぐきの下に隠れている歯石があるか、またその付着状態。
⑤親知らずがあるか。それが他の歯に影響を与えていないか。
⑥顎の関節の形態に問題は無いか。
⑦歯の神経は残っているか。
他にもレントゲンには多くの情報が表れており、患者様の口腔内の状態を適切に診断するために必要不可欠なツールです。
★CTではなにがわかるのか。
顎、歯、口腔領域など頭頸部の硬組織、またその周辺組織の三次元画像による精密な診断・検査ができます。
そのため、インプラント治療、顎関節症、根尖病巣などの診断・検査・治療に効果を発揮します。
• レントゲンではみえない一般のレントゲンで見えなかった部分が安易に確認できます顎の内部構造などもリアルに見えます。
• 骨密度までわかります顎や歯だけでなく、上顎洞(鼻の空洞)の形態や粘膜の状態、病巣などを立体画像で確認できます。また骨の厚さや密度もわかります。
• 治療の安全性が広がりますインプラントだけでなく、根管治療・親知らずなど幅広く、歯科治療に応用することができ、正確な審査・診断により、治療の安全性を高めます。
- 歯科用レントゲン装置は、医科用に比べて被ばく量が約10分の1。こうした安心感も含めて、診査、診断、治療方針の決定などにお役立てください。