歯周病予防をしている方としていない方の違いとは?
歯周病って実際はどうなの?早めから予防したほうがいいの?
●歯周病はいつから罹る?
歯周病菌が原因で発症する「歯周病」何となく歳を重ねるとなってしまう様なイメージを持っている人も少なくありません。一般的な歯周病は歯周病にかかってから、かなり時間が経って症状が出ることが多いのでそう思われるかもしれませんが、実際には40歳以上の約8割は歯周病にかかっていて20歳頃から始まっていくと言われています。そう考えると、少しでも歯周病について気になるようなら、今すぐにでも治療や予防を始める事をオススメします。歯周病の初期の歯肉炎という状態であれば、歯医者に行かなくても、日頃からきちっと手入れをしていれば治ることもあります。ですが、症状が進行している場合は歯医者に行かずに治すのは非常に難しく、また一度治療しても定期健診を怠ると簡単に再発してしまう恐れがあります。
●歯周病の予防法の基本
まずはご自身で毎日のお口の中の手入れをすることが大事ですが、お口の中は細かく複雑なので、完璧にする事は出来ません。自分ではできない所を、歯科医院で手入れのプロが対応していきます。
① 自分自身で毎日の手入れをきちんと行う
② 歯科医院で定期健診を受ける
③ 生活習慣の改善(規則正しい生活)
という流れが予防には非常に重要です。
毎日の手入れ、定期健診に加えて、規則正しい生活をして健康に保つことが、結果的に歯周病予防につながります。
当医院においても、ご高齢の方でも常に定期検診でご来院いただき、ご自身の歯を保ち、さらにホワイトニングまで楽しんでされている方もいらっしゃいます。
歯周病は虫歯などに比べると痛みなどの自覚症状が少なく、実際に歯がぐらついたり抜けたりするまで進行に気づかず、症状が出て初めて受診する方も少なくありません。
歯も大切なお身体の一部です。今の健康な歯を長く保つためにも歯科の健康診断を受け、歯周病予防につなげていきましょう!